今回は、20代から注意の必要がある「老人性イボ」について詳しくまとめました。

老人性イボは「脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)」の中の一つです。
「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」とも言います。

脂漏性角化症というのは、実は他の記事でもご紹介した、角質粒のことなんです。

老人性イボ、というと、お年寄りにしかできないイメージがありますが、早ければ20代から出現し、加齢とともにその数は増えていきます。
原因は紫外線による肌のダメージ、肌の摩擦や、肌の加齢にあります。
年齢を重ね、さまざまなダメージで肌の新陳代謝がうまくいかなくなったことにより、古い角質が上手に外に排出しきれず、イボとなって皮膚に現れてしまうことがあります。
老人性イボは、80代以上になるとほとんどの方に見られます。
色は濃い肌色から、褐色のもの、やや赤みのかかった色や、濃い紫色をしたものまで、さまざまです。
大きさも異なり、米粒のような小さなものから、大きなシミのように見えるものまであります。
イボが出来る要因の一つに遺伝的な要素もあるようですが、やはり、加齢が最も大きな要因のようですね。

ダメージを受けてしまった肌に、シミが出来る事もよくあります。
肌はダメージを受けると、「メラニン」という色素を生成し、そこから紫外線が更に奥に届かないようにブロックする仕組みがあります。
これは「光老化」とも呼ばれ、皮膚の完全な老化現象です。
角質粒の時もお話ししましたが、光老化が進み、上手に色素が体外に排出されないと、シミとなって皮膚に色素沈着を起こします。
このメラニン色素の沈着のことを「老人性色素斑」と言います。
この老人性色素斑がぷくりと盛り上がってきたり、表面にザラザラが出来て、イボが出来る原因になるこ事が多いのです。

ではどうすれば老人性イボを防ぐことができるのでしょうか。
対処法や治療法についてまとめていきたいと思います。

まずは予防策として、日焼けを防ぐことが大切です。
メラニンの生成を防ぐ効果のある、美白化粧品、シミ、シワ対策化粧品をを日頃から使っておくことも効果的です。
肌の血行を良くして、新陳代謝が正常に機能できる状態を保っておきましょう。

たばこやアルコール、刺激物などは控え、体のストレスや睡眠不足にも注意しましょう。
睡眠不足やストレスはお肌の大敵です。
ビタミンをしっかり摂取し、食事などで十分栄養を補えない場合には、サプリメントなども効果的です。

できてしまったイボに対しては、病院ではヨクイニン(はとむぎエキス)の内服、メスやレーザーによる治療が考えられます。
老人性イボは良質なイボですので、放っておいても悪い事はありません。
ですがやはり在宅でイボを治したいとお考えの方には、美白化粧品やマッサージ、上に挙げたようお肌に刺激のない状態を保ち、新陳代謝を良くすることが考えられます。
長い時間をかけて出来てしまったイボですから、じっくりと時間をかけてお肌をケアしていきましょう。

老人性イボについてお話しましたが、いかがでしょうか。お悩みの方のご参考になれば幸いです。