今回は、イボとウイルスの関係について詳しくお話していきますね。

イボには2種類あります。
ウイルス性イボと、そうでない、非ウイルス性イボです。
今回お話するのは、ウイルス性イボについてです。

他者との接触や、抵抗力の低い体にウイルスが感染することによって発症するのがウイルス性イボです。
たとえばお子さんに出来やすい水いぼ(伝染性軟属腫)もそうですし、大人に多く発症する青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)というイボも、ウイルス性イボの一つです。

特徴的な症状として、かゆみ、痛みを伴うこと、できた部分が少し熱っぽい感じがすることなどが挙げられます。

ウイルス性イボにならないためには、まずは感染させないことが一番です。
お子さんであれば、プールなどで肌の接触が多かったり、タオルやビート板など、素肌に直接触れるものの共有で、ウイルス感染は起こります。
できるだけ素肌に直接触れるものは共有しないように気をつけましょう。
これは大人でも同じことです。家族間でもタオルは別にしたり、こまめにシーツを換えるなど、素肌に直接触れるものは徹底して清潔に保ちましょう。

もしなってしまった場合ですが、目安として、ウイルス性イボと思われるものが体に5個以上あったらすぐ病院へ行きましょう。
ウイルス性イボは通常、抵抗力がつくに従って自然治癒し、発症もし辛くなります。
体に増えていくということは、抵抗力が下がっている状態だということです。
それだけ体にあればかゆみも相当なもののはずです。
自分でかきむしって、かいた爪先にウイルスが付着し、健康なお肌へまたウイルス性イボが出来てしまうことを、「とびひ」と言います。
かきむしったりすると肌に痕が残る可能性もあります。
出来るだけ早めに病院へ行きましょう。

病院での治療ですが、液体窒素を使って除去する方法が考えられます。
液体窒素をウイルス性イボにあてて蒸発させてしまうことで(蒸散、というのが正しいそうです)ウイルス性イボを根元からやっつけるそうです。
治療の際は少し痛みを伴いますが、ぐっと我慢です。
ヨクイニン(はとむぎエキス)を処方されることもあるかと思いますので、医師の指示に従ってゆっくり体を休めてくださいね。

イボの除去法としてはメスを使って切り取ったり、レーザーを使って除去する方法などもあるそうですが、ウイルス性イボの場合は液体窒素を用いた方法が主流のようです。

ウイルス性イボは抵抗力の弱った人がかかりやすいイボです。
もともと抵抗力の低いお子さんは仕方がありませんが、大人の場合は、抵抗力が落ちないよう、食事や睡眠、ストレスなど、健康状態に日頃から気を配るようにしましょう。
外出先でも、エレベーターのボタンやエスカレーターの手すりなど、知らず知らずに人と共有しているものに多く触れています。
帰宅したら手洗い、うがいを頑張って続けるだけでも、だいぶ違ってくると思います。

今回はウイルス性イボについてお話してきましたが、いかがでしたか。
かゆみや痛みにもう悩むことなく、お悩みの手助けの一つになれば嬉しく思います。